<抗がん剤>セツキシマブ投与で2人死亡 副作用か…厚労省(毎日新聞)

 末期の大腸がん患者に使われる抗がん剤「セツキシマブ」(商品名「アービタックス」)の投与が原因とみられる副作用報告が08年9月〜10年2月に7件あり、このうち2人が死亡していたことが分かった。厚生労働省は、患者の観察を十分に行い、異常があった場合は投与を中止するよう、薬の添付文書の改訂を製薬会社に指示した。

 厚労省によると、セツキシマブは08年9月から販売され、年間約1500人が使用している。事前に遺伝子変異の有無を検査することで抗がん剤が効くタイプの患者かどうかを確認できる「個別化治療」に用いられている。変異がある場合は有効性がないため、改訂される添付文書では使用する際に変異の有無を考慮するよう求めた。

 死亡したのは共に70歳代の男性。それぞれ結腸がんと直腸がんの治療中で、投与後に呼吸困難となったという。他の5人は重い下痢や脱水症状がみられた。【佐々木洋】

【関連ニュース】
国立がんセンター:収納ミスを隠ぺい 職員15人を処分
凍結卵巣:移植治療を国内で初めて開始 順天堂大
クレヨンしんちゃん:小児がんと闘う子供と家族ら、試写に
井上ひさしさん死去:父の芝居、継続して上演…三女が会見
生きる:募金1365万円、全国29団体に

「神戸空港の活用も盛り込むべき」 国交省報告書案に兵庫県が意見書(産経新聞)
事業仕分け JICA大幅縮減 4法人8事業「廃止」判定(毎日新聞)
<普天間移設>「やり遂げられるのか?」 米大統領が不信感(毎日新聞)
仙谷と前原がポスト鳩山で意見交換? ベトナムで接触(産経新聞)
厚労省独自仕分け、2独法合併案は「不十分」(読売新聞)
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。